
2026年度 学校法人 志學館学園 志學館中等部・高等部 1学年
1年2組03番_池畑 沓央子
2026年度 学校法人 志學館学園 志學館中等部・高等部 1学年

探究テーマ
年々誹謗中傷が増えてきているが、何か対策を考え、それを実行することで何か効果があるのだろうか。
①テーマ設定の背景
最近インスタやTikTokのコメント欄で信じられないような言葉をいっぱい見たから。
最近の誹謗中傷の統計データを調べたら、年々増えていることがわかったから。
②仮説
ネットをよく利用する20代〜30代を対象にインスタやTikTokのコメント欄で何かコメントをしようとした時に「本当にこの内容は適切ですか?」や「本当にこの内容を送信しますか?」などの確認画面を表示すれば、酷い言葉を送信するのを思いとどまる人がとても増えるだろう。
③調査方法
①実際に私の仮説に関する研究が行われているのでそれを調べる。②自分でも私の仮説の内容に関するアンケート調査をする。(対象:よくインターネットを利用すると思われるインスタ利用者の中でアンケートに協力してくれる10代の人)
④結果・分析
①2022年にアメリカで私の仮説を実験した研究が存在した。その研究では誹謗中傷の内容を投稿しようとした時警告画面が表示され、その後投稿者に
1.「編集する」2.「そのまま送信する」3.「削除する」の3つの選択肢を選ばせるようになっていた。
↓その結果
全体の31%が踏みとどまった。そのうち22%が修正して送信し、9%が削除した。残り69%は修正せずそのまま送信した。最終的な全体の攻撃的なツイートは6%減少した。そして、この研究で一度警告画面を見た人がその後誹謗中傷の内容の送信を控えることも同時にわかった。
②アンケート結果
確認画面などがあれば誹謗中傷の内容を送るのを思い止まると思うかという質問に対し66人中「はい」が51人「いいえ」が15人と思い止まると答えた人の方が多かった。
⑤まとめ
(仮説の更新) 「確認画面を表示すれば酷い言葉を送信するのを思い止まる人がとても増えるだろう」に対して、「確認画面を表示するのは確かに効果があるがとても効くわけではない」に変わった。
(予想外の発見) 一度、確認画面を見た人がその後誹謗中傷の内容の送信を控えるのはとても意外だった。これからもっと確認画面の表示を続ければ将来的に誹謗中傷のコメントがどんどん減っていく可能性がある。
(学んだこと) 誹謗中傷のコメントを減らすために確認画面を表示するのは少しでも効果がある。そしてこの方法は将来的にはもっと効果が出てくる。
(問いへの答え) 確認画面を表示することは一定期間の実験だけでは効果が少ししかあらわれなくとも、将来的には効果がある。将来的にどのくらい効果があるかは今回の調査では確認できてないので今後もこの実験を続けていくことが必要だという示唆にとどまる。
⑥残論点・今後の課題
今回アンケートをした対象が10代に限られていたので、20代、30代と幅を広げて調査をしたい。
どんなことが書かれてたり表示されたりしている確認画面が一番効果的なのか実際に作成して実験したい。