
2023年8月1日(火)、10:30~宮崎県立小林高校にて、探究学習の出前授業が開かれました。普通科の1、2年生約200人を対象にしたもので、課題の解決には多角的な視点が重要であることなどを学び、グループに分かれて議論しながら探究学習の本質について互いの気づきを共有していました。
講師としてStudyValley代表の田中さんが要点を伝え、地元企業として探究学習をサポートしている九州北清、ときわ会、山口鉄筋、テレビ宮崎の4社も高校生と一緒に議論し、意見を出しました。
「SDGsを達成すると本当にみんなが幸せになれるのか?」という問いに対して、表面的な解決は別の問題を生む可能性があり、氷山の一角であるという視点で考えようと伝えていました。
また、高校生から講師に対して「自身が高校生だったらどんな探究をしたいか?」という質問が出るなど、授業は大いに盛り上がっていました。
教員からは「探究学習を進めていく中で、生徒の主体性が芽生えてきていると感じる。普段の授業でも自分の考えや意見を積極的に発信していって欲しい。(渡会教頭)」「外部の方、特に大人と関わることは生徒にとっても刺激になる。正解を簡単に求めることができない問いに取り組む探究学習を通して、大変さを味わいながらも社会問題を自分事として捉え、自分なりの「探究観」を身に付けてもらいたい。(塚田先生)」との感想がありました。
今後、小林高校はときわ会と連携するなど社会実装にも力を入れていくとしています。

修学旅行で宮崎を訪れた東京の高校生が観光などをテーマに探究学習
修学旅行で宮崎を訪れた東京の高校生が、宮崎の観光などをテーマに探究学習を行っています。宮崎を訪れているのは東京都の三田国際学園高校の2年生およそ70人です。この高校では3年前から「総合的な探究の時間」の一環で地域が抱える問題の解決策を考える学習を修学旅行にあわせて行っています。
今年は宮崎の観光や農業・水産業などをテーマに県内の農家やスーパー、高校などで取材活動を行いそれぞれの課題について解決策を考えていきます。
(生徒)「高校生が作った旅行プランで宮崎県の地域活性化を目指すというものです。仮説として立てた旅行プランを実際に自分たちが実行してどのような旅行プランがいいのか改めて考えていくような流れになっていきます」
(大野智久先生)「東京とだいぶ事情が違う。いろんな課題があるのかなと思うんですけど、色々なフィールドとか連携先があって、生徒の探究学習の学びという点では宮崎というのは活動しやすいフィールドなのかと感じました」

県内企業が抱える課題を高校生が探究!「ひなた探究」始まる
今年度から高校の教育で「総合的な探究の時間」が必修化される中、宮崎県内の企業が抱える課題を高校生ならではの視点で探究する取り組みが始まっています。 この取り組みは、学習支援プラットフォームの開発などを手がけるStudy Valley(東京都)とUMKが今年度から始めたもので、県内企業16社が参加。公立・私立合わせて21校で導入されています。 このうち、宮崎日大高校では10日、総合進学科の2年生がタブレット端末を使いながら探究の授業に臨みました。 専用のICT教材「Time Tact」には、企業が抱える課題とそれを解決するための基礎知識が書かれていて、生徒たちは、グループで意見を交わし素朴な疑問を出し合ったり、課題を提供している企業に質問したりしながら、自分たちなりの解決策を導き出します。
(高校生は) 「授業自体は難しいけど、普通の授業では体験できないことだし、今の社会について知れると思いました。」「いろいろな職業のことについて知ることで、自分たちの進路の幅も広がるし、こういう仕事があると思うことで、したいことも出てくると思うので、そういうことを知りたいと思います。」