2025年度 精道三川台高等学校 1学年

2025年度 精道三川台高等学校 1学年

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探究テーマ

トヨタでつながる”長崎”【赤2】

テーマ設定の背景

・長崎の人の生活にトヨタが浸透することを目指す。

・トヨタが長崎の経済を動かすことを目指す。

・長崎は島が多く、離島への移動手段が少ない。

 (定期便の本数が少ない)

仮説

①教習所などでトヨタ主催のカーレース大会をおこなうと、大きな経済効果を見込める。

②水陸両用バスの運営会社を設立し離島への定期便をつくると新たな離島へのアクセス、地域の経済効果を生み出せる。

調査方法

<1,カーレースについて>

①カーレースの経済効果について調べた 

②カーレースの事例を調べた

③カーレースの開催手順について調べた


2,水陸両用バスについて>

・水陸両用バスの購入費、準備費を調べた。

・水陸両用バスの運行できる可能性がある島を調べた。

・水陸両用バスの スプラッシュポイントの設置費を調べた。

・専用のバス停の設置費を調べた。

・定期便として運営するにあたり、必要な経費の総合費用を計算した。

結果・分析

1,カーレース

<経済効果>

 F1を事例にすると観戦客は、F1を観戦するために自宅からなんらかの交通手段で鈴鹿サーキットに移動し、 道中や観戦中に飲食をしたり

土産物を購入したり、人によっては宿泊したり、また空いた時間 や前後にサービスを利用するなど、

F1観戦に伴い様々な地域で様々な消費を行っている。 

<事例>

1894年「パリ・ルーアン・トライアル」 パリをスタートして127km離れたノルマンディー地方の古都ルーアンを目指す

しかし公道を規制せずに行うので、安全面で問題があった

でも平均速度は19キロなので場所を確保すれば、理論的に安全

当時はエンジンが蒸気機関やディーゼルなど色んな種類で、自由に選ぶことができました。

トヨタがレトロ風の自動車を作成して、出場者が自由にカスタムすると良い。

パリ・ルーアン・トライアルは新聞社の販売促進イベントとしての側面が強く、広告収入や新聞の売り上げ増が主な収益源であったと考えられます。そのため、単なる開催費用対効果としては成功したと考えられる。

<開催手順>

企画→場所確保→応募開始→開催

しかし長崎では平地が少ないので、場所確保が難しい。

2、水陸両用バスによる離島への定期便

・水陸両用バスの購入費

<他社の車両を購入する場合>

36人乗りディーゼルバス: 1台あたり約4,200万〜4,650万円

大型・高級モデル: 約3,300万〜5,490万円

小型モデル: 8人乗り電動キャンピングカータイプで約150万円

中古品の場合、新品より安価で購入可能。

<自社製造する場合>

陸上・水上双方の運行に最適な専用の車体を一から設計・製造する場合、開発費用は大幅に高くなり、

海外の市販モデルでは、高性能なもので約6,000万円を超えるものもあります。 

<既存バスの改造>

 日本国内で現在運行されている観光用水陸両用バスの多くは、既存の大型バスのシャーシ(車台)をベースに、水上航行に必要な浮力体や推進装置などを後付け・改造する方式を採用しており、この場合、比較的費用を抑えられ、数千万円から実現可能です。

・水陸両用バスの運行できる可能性がある島(遠い有人島では運用の想定なし。)

長崎県の対馬市、五島市、上五島市、壱岐市を除く地域にある水陸両用バスでの運行可能だと考えた有人島は32島:平戸島、針尾島、生月島、

大島(西海市)、福島、鷹島、的山大島、蛎浦島、牧島、度島、松島、樺島、沖ノ島、大島(佐世保市)、黒島(佐世保市)、高島(長崎県)、

寺島、伊王島、青島、高島(佐世保市)、崎戸島、池島、南串島、前島(佐世保市)、鼕泊島、飛島、黒島(松浦市)、高島(平戸市)、鵜瀬島、

鹿島、前島(時津町)、竹島(西海市)

これら32島の人口は16230人〜3人の範囲のため、ある程度の需要はあると考えられる。

・水陸両用バスの スプラッシュポイントの設置費

スプラッシュポイントとは水陸両用バスが陸上から水上(入水)へ入る場所設置費は場所によって異なるため、不明。

・バス停の設置費

バス停の設置費用は、本体のポールやベンチで3万円から15万円程度かかる。

・定期便として運営するにあたり、必要な経費の総合費用(あくまでも仮定です。)

<初期費用>

・水陸両用バス(既存バスの改造車)4台:1億6000万円

・スプラッシュポイントの設置費(1か所100万円として)32島と内地八か所:4000万円

・バス停の設置費(本体のポールやベンチで3万円から15万円程度として)32島と内地八か所:360万円

・営業所の建設費(長崎県内として)一か所:2000万円

合計は2億2360万円

<運営費(晴天時の一週間として)>

・人件費(正社員の時給2000円として)運転士(2級以上の船舶免許、大型または中型自動車免許が必要)と整備士、

 事務職合計10人:112万円

・燃料代(1Lで160円、一日に500km走行、8km/Lとして):28万円

合計は一週間130万円

<収入>

・平日一律300円、一日一台100人乗るとして一日12万円

・休日一律400円、一日一台150人乗るとして一日24万円

合計は一週間108万円

まとめ

1,カーレース大会の開催

経済効果調査より開催費は広告費でなんとかなる。

しかし、開催場所の確保が難しいのが問題である。

パリ・ルーアン・トライアル」で新聞購入促進につながったように、カーレース開催はトヨタカローナ長崎の周知につながると考えられる。

2、水陸両用バスの離島への定期便

結果・分析より、水陸両用バスの運営会社を設立し離島への定期便をつくる』という仮説の実現は実現性が極めて低いといえる。

その理由の一番は費用面である。初期投資が高額で、運営による利潤もない。また、乗客の人数も不明であるためだ。

残論点・今後の課題

水陸両用バスの運用困難の原因は利潤が少ないところだが、そこを改善する方法を見つけることが課題。

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