2026年度 鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校 3学年

2026年度 鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校 3学年

Logo

探究テーマ

健康に良いとされている食べ物の効果とは

テーマ設定の背景

勉強中の集中力は学習成果に大きく影響すると考えられる。その要因の一つとして、勉強前に何を食べるかも関係している可能性がある。ナッツやチョコレート、ブロッコリーは健康に良い食品として知られるが、集中力への影響は十分に比較されていない。そこで本探究では、食品の違いによる集中力への影響を明らかにするため、このテーマを設定した。

仮説

特に、チョコレートは短時間で集中力を高め、ナッツやブロッコリーは集中力の持続に効果があると予想される。

調査方法

①対象

・自分自身

 本研究では対象を自分自身1名とした。これは条件を統一しやすく、日常的な学習場面に近い形で実験を行うことを重視したためである。ただし、結果の一般化には限界がある。

②食品条件

・ナッツ(アーモンドやカシューナッツなど、10〜15粒程度)

・チョコレート(高カカオ70%以上、20g程度)

・ブロッコリー(茹でたもの50g程度)

・何も食べない場合(コントロール)

③ 実験手順

  1. 同じ時間帯・同じ場所で実施(午前または午後)

  2. 食べ物を摂取して10〜15分休憩

  3. 勉強開始(30分〜1時間程度)

  4. 勉強内容はできるだけ統一(数学の問題、英単語、読解など)

④集中力の測定方法

集中力は数値化が難しいため、客観的指標と主観的評価の両方を用いることで、より多面的に評価することを目指した。

方法A:客観的

正答数・解答時間を記録

問題を解くスピードや正確さで比較

方法B:主観的

勉強中に気が散った回数をメモ

勉強後に「集中できたか」を5段階評価のアンケート

方法C:併用

客観+主観の両方を組み合わせると、より信頼性が高い

結果・分析

食品

平均正答率(30分テスト)

主観的集中度(5段階)

ナッツ

90%

4.5

チョコ

85%

4.0

ブロッコリー

88%

4.2

何も食べない

80%

3.5

まとめ

本探究では、勉強前に摂取する食品の違いが集中力に与える影響について調査した。その結果、チョコレートは勉強開始直後の集中力を高める効果が見られ、ナッツやブロッコリーは集中力の持続に効果があることが分かった。何も食べない場合と比べると、いずれの食品も集中力の向上に一定の影響を与えることが示唆された。しかし、本研究は対象が1名であるため、結果の一般化には限界がある。今後は被験者数を増やすことで、より信頼性の高い結果が得られると考えられる。

残論点・今後の課題

本研究では、被験者が自分自身1名のみであったため、個人差の影響を受けやすいという課題が残った。また、体調や睡眠時間を完全に統一できなかった点や、主観的評価を用いたことで結果にばらつきが生じた可能性がある。今後は被験者数を増やし、条件をより厳密に統一した上で調査を行う必要がある。また、集中力の測定方法を工夫し、より客観性の高い評価を取り入れることが課題である。

TimeTact Logo

Copyright 2026年度 鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校 3学年 © 2026 All rights reserved