2026年度 鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校 3学年

探究テーマ
高校生が勉強に一番集中できる筆記用具はどれか?また、従来のものを変えてもっと集中のできるのを作れるか?
①テーマ設定の背景
中学生の時に自分は筆圧が強くもっと疲れにくいシャーペンが欲しいと思い、いろいろなものを試していくうちにそれぞれのシャーペンに使う場面や、用途でたくさんの特徴があるのに気づき、どれが一番高校生にとっていいシャーペンなのか知りたくなったから。
②仮説
高校生の勉強は長時間になると考えられるため、長時間の勉強でも疲れにくいような筆記用具が使われやすいと考えられる。
③調査方法
1.アンケート(高校生への)
現在使っている筆記用具(会社名or商品名)
筆記用具に求めること
2.通販の筆記用具の人気ランキング
懸念点高校生以外の人も含まれている可能性がある
ここから高校生が勉強に一番集中できる筆記用具を出し、従来のものを変えてもっと集中のできるのをプロダクトデザインを考えてみる
④結果・分析



これらの結果から、書き味や疲れにくさを重視している人が多く、そのような人の多くはクルトガなどのシャーペンを選んでいるけいこうにあった。
一方でデザインなどを重視している人はニッチなものを選んでいる傾向にあった
通販サイトでの人気の筆記用具
製品名(ブランド) | 主な特徴・人気要因 | |
クルトガ ダイブ (三菱鉛筆) | ・キャップを外すと芯が自動で出る**「自動繰り出し機構」**搭載。 ・自動芯回転「クルトガエンジン」搭載のハイエンドモデル。 ・希少性が高く、高い人気を誇る。 | |
オレンズネロ (ぺんてる) | ・ノック1回で書き続けられる**「自動芯出し機構」**を搭載。 ・芯が折れない「オレンズシステム」との両立。 ・プロ仕様のようなマットブラックの重厚なデザイン。 | |
ユニ アルファゲル スイッチ (三菱鉛筆) | ・**「クルトガモード」と「ホールドモード」**を切り替えられるスイッチ機能。 ・衝撃吸収材「アルファゲル」採用で疲れにくい。 | |
S20(エストゥエンティ) (パイロット) | ・**木軸(カバ材)の温かみのあるデザインと、手に馴染む質感。 ・低重心で安定した筆記感。 | |
スマッシュ (ぺんてる) | ・製図用モデルをベースとした、低重心で安定した書き心地。 ・一体感のあるデザインと硬めのラバーグリップが人気。 | |
カヴェコ スペシャル | ・八角形の軸が特徴の、レトロでミニマルな金属製ボディ。 ・プロフェッショナルな雰囲気が文具愛好家に支持される。 | |
クルトガ KSモデル (三菱鉛筆) | ・定番の「クルトガエンジン」のブレを改良した新スタンダードモデル。 | |
ザ・ドクターグリップ (パイロット) | ・「フレフレ機構」**(振るだけで芯が出る)搭載。 ・人間工学に基づいた太いグリップで、疲れを軽減するロングセラー。 | |
デルガード タイプLx (ゼブラ) | ・芯を守る独自の機構により、筆圧をかけても芯が折れない安心感。 |
結果をもとにAIが提案したFlowPen
オートバランス・グリップ
ペン先の重心が自動で安定する「可変重心機構」
→ 筆圧が変わっても手首の負担を軽減。
→ 無意識に姿勢が整い、集中が途切れにくい。
マイクロフレフレ機構(静音)
通常の「振る」動作ではなく、書くリズム(上下動)をセンサーが感知して自動で芯を出す。
→ フレフレより静かで自然。
→ 書く動作を止めずに続けられる。
スマートクルトガモード
芯の回転機構を内蔵し、筆記角度に合わせて回転速度を自動制御。
→ 数式や図表なども均一な線で書ける。
→ 勉強内容に合わせて「精密モード/速記モード」切り替え可能。
集中サポートLEDリング(視覚リズム)
グリップ根元に呼吸リズムに合わせて微弱に光るLED(青系)。
→ 深呼吸のようなリズムを促し、集中状態(フロー状態)を維持。
→ 夜の自習時にもリラックス効果あり。
(光は極めて柔らかく、教室でも迷惑にならない)
テクスチャー・グリップ
ドクターグリップより細く、スマッシュの質感をベースにした「微細パターンラバー」採用。
→ 汗をかいても滑らず、手触りが心地よい。
→ 長時間握っても手が痛くならない。
静音ノック & 振動吸収ボディ
ノック音をほぼゼロにし、ペン先も揺れない。
→ 自習室や試験中でも集中を維持できる。

FlowPenのデザイン案
その他のAIの提案
「シームレス・オート芯出し機能(S-Auto Lead Feed)」
→ 筆記面からペン先が離れた瞬間(例えば、次の行に移る、字と字の間で持ち上げる時など)を微細なセンサーで検知し、筆圧がゼロになったタイミングで無音かつ自動的に微量の芯を送り出す。これにより、書き始めから書き終わりまで、ノックや振り子操作が一切不要になる。
クリップレス
→または完全に埋め込まれた格納式クリップ(プッシュ式で必要時のみ出現)を採用。カチカチ音や衣類への引っ掛かりを防ぎ、筆記中の余計な雑音や動作を排除。
⑤まとめ
結果の要約
現在一番書きやすいと思われている筆記用具はuniのクルトガシリーズやPILTOのフレフレ機能搭載モデル、スマッシュ、ドクターグリップなどのシャーペンであり、やはり、高校生の筆記用具の使いやすさの一番の要素は疲れにくさであった。
人気のシャーペンの特徴
uniのクルトガシリーズ・・・芯がつぶれず回り続ける
PILTOのフレフレ機能搭載モデル・・・ノックをせずに芯を出すことができる
スマッシュ・・・重心や握りやすいボディ、筆記感がのバラスがよく、コスパ最強クラス
ドクターグリップ・・・握るグリップが柔らかく長時間握っていても手が痛くならず、疲れにくい
長時間の作業でも疲れず、集中し続けることが可能なものが高校生が求めるシャーペンであると考えられる。
⑥残論点・今後の課題
やり残した点
今回はシャーペンのみだったが、ボールペンや消しゴムなどによってまた違う結果があったかもしれない。
機能や重心などをふまえたシャーペンの要素で今回選ばれたランキング上位はどのような傾向にあるか調べたかった。