2026年度 鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校 3学年

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探究テーマ

勉強前の編み物は、他の行動や、何もしないことに比べて、集中力を高める効果があるのか?

テーマ設定の背景

私は以前から趣味で編み物をしており、気づけば何時間も夢中になって取り組んでいることがよくある。この経験から、「編み物をしているときの集中力」を、長時間の勉強にも活かすことはできないかと考えた。そこで、「勉強の前に編み物をすることで、本当に集中力が高まるのか」を確かめてみたいと思った。さらに、仮眠や散歩など、一般に“集中力を高める”と言われている他の行動と比べて、編み物にはどのくらいの効果があるのかを調べたいと考えた。

仮説

編み物は適度な集中を必要とするため、脳が活性化されやすく、その集中が勉強のほうにも引き継がれ、集中しやすくなる。そのため、他の行動よりも、勉強前の集中力を高める効果があるのではないか。

調査方法

①以下の行動や作業を実行する

A編み物(10分間)

Bスマホ使用(SNS)(10分間)

C音楽を聴く(J-pop)(10分間)

D仮眠(10分間)

E運動(散歩)(10分間)

F何もしないですぐに始める

②①終了後にすぐに勉強(100マス計算)に取り掛かる

③勉強に何分かかったか、不正解数、正解率を記録する。

結果・分析

A編み物は肩がこるので頻繁にはしない方がいいと思った。

Bスマホ使用は目が疲れたなと感じることがあった。

C音楽を聴くは歌詞のある曲だと曲のフレーズが勉強中(作業中)に思い出されてしまうからあまり良くないと感じた。

D仮眠は起きてからある程度時間が経過しないと、頭が回らないと感じた。また、二度寝をしてしまいそうになってしまうので、私にはあまり向いていないと感じた。

E運動は激しすぎると疲れてしまうので散歩ぐらいが丁度良いと思った。

100マス

スピード

正確さ

タイピング

スピード

正確さ

行動

所要時間

正解率

行動

文字数/分

正確率

A

3:26

100%

A

116

93%

3:11

100%

125

95%

B

3:47

100%

B

114

93%

3:01

100%

108

90%

C

3:01

100%

C

120

93%

3:02

99%

122.5

93%

D

3:26

100%

D

99.5

89%

3:35

100%

108

94%

E

3:31

100%

E

113.5

93%

3:16

100%

114

92%

F

3:42

99%

F

107

94%

3:12

99%

120.5

94%

まとめ

今回検証した6つの行動パターンのうち私に向いている物は編み物をする、音楽を聴く(歌詞のないもの)、運動をする(散歩など)、この3つであることが分かった。また、一般的に推奨されている行動であっても人によって個人差があることが分かった。

残論点・今後の課題

残論点として、タイピングと百ます計算ではあまり効果が数字ではっきりと出なかったので、もっと差が分かりやすい課題を使用したいと思った。また、私一人のデータではなく、多くの人数でデータを取り、一般的なデータが出せるようにしたい。

また今後の課題として、一般的に推奨されていない日常の行動を検証の対象に入れたり、時間帯によって集中力の変化があるかを調査したりして、日常生活の中のこの時間帯のこの行動の後が一番集中力が高くなるといった傾向があるのか、人によって異なるのかを調査してみたいと思った。

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