SMILE PROJECT
研究の背景、目的
ユニセフの鹿児島事務局にお話を伺った際に、ウクライナやガザでの問題に世間の焦点があたっていてアフリカの子供たちに支援がいき渡りづらいことを聞いて自分たちが国際問題を解決するためにできることは何だろうと思った。また、他の高校生にも一見遠くみえる国際問題について働きかけるきっかけを作りたいと思った。
アフリカの子供たちが貧困や生活環境にこまっていることは誰もが知っていることだと思う。しかし、その支援や現状をよく理解しようとしている人はすくないと考えるので若者が行動することが大切だと考えた。自分も協力しようとしてくれる人たちが増えるように私たちは、アフリカのこどもたちの現状をできるだけ多くの人に広める活動をしていこうと考えた。そして、知ってもらうことが支援活動につながると思ったので、アフリカの子供の現状を広めるために活動することを決めた。
仮説
アフリカの子供たちの現状を広めるために、多くの検証を行うなかで、支援先の「見える化」「共感できる工夫」がなければ、行動はつながりにくいと考えた。
この活動をおこなうなかで多くのひとに広め、反応を意識して、工夫をつけていくことを意識するべき。
研究方法 私たちの研究は無作為型で自分たちが思いつく方法をひたすら試す方法だ。
1、思いつく方法について仮説を立てる
例:商業施設への展示、小学校への出前授業
2、検証する
3、得られた結果について振り返る
必要であれば改善し再度検証する
4、実行したすべての方法について振り返りどの方法が多くの人に広められたか、理解度が高かったか分析する
また、活動の上でこだわったことは、かわいそうという意識を持たない、持たせないことだ。やせ細った子供の画像や、戦争、紛争中の様子は用いずにアフリカの現状を伝える活動をしてきた。
結果・分析
1、ユニカゴキャンパスに加入
活動の幅を広げ、より多くの人に広めることができるように加入。
募金活動やユニセフが行っている支援を知り、探究活動に生かした。
例えば募金をする際に道路の厳しい規制があることやユニセフが外国に支援物資を送っていることなど。 ここでの24時間テレビやイオンでの環境イベントへの出店で子供たちと接する機会が多く、人との接し方を学んだ。また、イベントの出店を通して運営の方法を知った。出前授業の見学で国際問題の最新の情報について学んだ。
結果、ユニカゴキャンパスでの活動は今後の活動に繋がった
2、天文館図書館へのポスター展示
ユニカゴキャンパスが月一で行っている天文館図書館への展示の機会をいただいた。アフリカの貧困問題を知ることで、遠い国の出来事を自分事として考えてもらうために作成した。
メディアやステレオタイプに偏らず、多面的なアフリカの姿を伝える。
自分たちで作成することでアフリカの貧困問題を自分事として考えられた。
3、川上小学校への出前授業
アフリカの現状を広める活動の一つとして川上小学校6年生に向けて授業をした。
紙芝居や水くみ体験、大きな木づくりなど小学生でも積極的に活動し理解しやすい方法を考えた。
紙芝居は自分たちでストーリーや絵を考えて一から作成し、水汲み体験では子供たちがどうしたら水を楽しく運ぶことができるかコースを指定して工夫した。また、大きな木づくりでは小学生に貧困に対してできることを考えてもらいそれを葉っぱに書いて集めて大きな一つの木にすることで小さな行動でも大きな一歩になるという実感が持てるようにした。また、小学生に事後アンケートを取った結果水汲み体験が一番印象的だったという結果になった。
以上の活動から得られた結果
アフリカの貧困に対して高校生がアクションを起こすことは支援活動につながったと思う。支援先の見える化や共感できる工夫をすることで多くの人に広めることができた。
まとめ
私たちがこの探究を通じて最も痛感したのは、貧困そのものの深刻さだけでなく、私たち先進国に住む人間の「無関心」という壁の厚さだ。物理的な距離は、心理的な距離をも生んでしまっている。だからこそ、私が確立したい募金システムは、単に資金を送るだけの仕組みではない。募金という行為を通じて、協力してくれた地元の人々がアフリカの現状に触れ、少しでも「自分事」として捉えてもらうための「接点」を作りたいのだ。誰かが声を上げなければ、その現実は存在しないことと同じになってしまう。まずは私の周囲から、そして鹿児島から。現状を知り、想像力を働かせる人を一人でも増やすこと。それが、巡り巡って遠く離れたアフリカの子供たちの未来を変える、最も確実な第一歩になると確信している。これからも探求をつづける必要があると考える。
残論点・今後の課題
私たちは総合的な探求学習が終わってもこのグループで個人的に活動していきたいと考えている。
・募金活動
・SNS活動
・小学校出前授業
・センテラス図書館等での展示
・高校単位で活動できるイベントを計画し、他校にも広める



