2026年度 鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校 3学年

探究テーマ
食欲と睡眠欲と集中力の関係性
①テーマ設定の背景
どういう時に勉強できるのか気になったから。
②仮説
食欲があるとき、睡眠欲がないときに集中力はあがる。
③調査方法
アンケートをとってみる
④結果・分析
睡眠時間が短いために授業に集中できない人が多い。
アンケートの結果、回答者全員が朝ごはんを食べていたため、朝ごはんと集中力の関係性について知ることはできなかった。
一日の食欲について半数以上の人が多いと答えているため、成長期で空腹になりやすく、エネルギー消費量が多いため授業の集中力が低下することもあるということがわかる。
食前と食後の眠気については食後が特に多いという結果が出た。これは、食後に血液が消化器官に集まり、副交感神経が有利になるからだと考えられる。
空腹と集中力の関係性について調べたら、空腹により授業に集中できなかったという人は一定数いる。だが、その理由としては空腹によるお腹の音、それにより授業内容に意識が向かない。などがあるため、空腹は授業の集中力に直接的ではなく間接的に関わっているといえる。
⑤まとめ
今回のアンケート結果から、授業中の集中力は睡眠欲や食欲と深く関係していることが分かった。
まず、朝食は私が調べたアンケートの回答者全員が食べているのにも関わらず、多くの人が空腹によって授業に集中できなかった経験があると答えている。このことから、集中力の低下が朝食の有無が関係しているかはこのアンケートからはわからないが、成長期であることによるエネルギー消費の多さや、年齢による体の構造の変化、空腹によるおなかの音によって気が散るなどはこれに直接的にも間接的にも関係していると考えられる。特に食欲が多いと答えた人が半数以上いたことからも、成長期の体は空腹を感じやすく、それが集中力に影響している可能性が高い。
次に、食後に眠気を感じやすいかという質問では、全員が「食後」と答えていた。これは、食事をとることで満腹になり、消化器官に血管が集まり、副交感神経が優位になることで体がリラックスした状態になり、睡眠欲が高まるからだと考えられる。その結果、授業中に眠気が生じ、集中力が低下してしまう。
さらに、眠気によって授業に集中できなかった経験がある人がアンケートの回答者の全体の100%だったことから、集中できない原因は単なる気持ちの問題だけではないといえる。実際に、生徒たちは「気合」や「意識を変える」といった工夫をしているが、それでも体の仕組み上、眠気や空腹に完全に逆らうことは難しい部分がある。
以上のことから、授業中の集中力は、気持ちや努力だけでなく、成長期の体の特徴や自律神経の働きといった、体の構造的な要因にも大きく左右されていることが分かった。
⑥残論点・今後の課題
十分な睡眠をとっていても眠気があるときの対処法を調べられていない。