2025年度 長崎県立諫早高等学校 3学年

探究テーマ
傾斜の多い長崎の土地で懸造りを活用することは出来ないか。
①テーマ設定の背景
•班員全員が歴史や日本文化に関心があったため。
•日本文化の衰退を少しでも防ぎたいと考えたため。
②仮説
•傾斜地でも高い耐震性を持つ
→傾斜の多い長崎の土地でも活用できるのではないか。
•吹き抜けのようになっているため湿気に強い
→海に囲まれた長崎の土地にも適しているのではないか。
③調査方法
・文献調査
・模型製作
・建築計画書(案)の制作
④結果・分析
懸造の特性から長崎の土地性ととても相性が良いことが分かった。
しかし、実際に建築するとなると法律や安全面などで問題点が残ることも分かった。
制作した模型↓



⑤まとめ
伝統技術を現代に生かすためには、新しい建築法との折り合いや安全を確保する工夫が不可欠だと感じた。伝統建築をただ保存するだけではなく、現代の街づくりにどのように応用していくかを考えることが日本文化を未来につなげる第一歩だと思った。
⑥残論点・今後の課題
•技術者不足の解消
•現在の建築法では安全性の面から懸造りを取り入れることが難しいため、関連する法律の改正、
また、懸造りなどの伝統技法を保全することに対する世間の理解を深めるための活動が必要。
•傾斜での作業が危険であること
•費用がかかること
•手作業のため建築に時間を要すること