2025年度 長崎県立諫早高等学校 3学年

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探究テーマ

e-sportsで地域活性化は可能か?

テーマ設定の背景

e-sportsとは?

正式名称は「エレクトロニック・スポーツ」

コンピューターゲームやビデオゲームを用いて、スポーツのようにプレイヤーが対戦し競い合うこと。

長崎県の人口推移について  

図1からわかるように、長崎県の人口は減少しており、今後も減少していくと考えられている。

なぜe-sportsなのか

e-sportsが好きだから。

日本e-sports連合によると、日本のe-sports市場は拡大しており、今後も成長していくと考えられている。それと同時に、e-sportsファンも増加していることから、注目度が高いコンテンツになっていると考えられる。

・リサーチクエスチョン「e-sportsで地域活性化は可能か?」

現在注目度が高いコンテンツであるe-sportsを用いて地域を活性化し、「人口減少」という課題を解決できないかと考えた。

仮説

仮説

可能である

e-sportsイベントを開催し、e-sportsの認知度を上げたり、地域にe-sportsを根付かせることで住みたい・訪れたいと思える街になるのではないかと考えた。

調査方法

検証方法

先行研究を調べる、関連書籍を読む

実施例を参考にして企画を行う

アンケートやインタビュー調査を行う

結果・分析

検証

検証の進み具合

→先行研究と書籍の調査とイベント開催は進んでいる。

イベントの開催

→10月5日に長崎県立図書館(ミライオン図書館)で行われたイベント「ミライon図書館開館5周年記念有志イベント」で「e-sports体験会」を開催。

<目的>

アンケートやインタビューを行う

e-sportsを様々な年代に楽しんでいただき、e-sportsの認知度の上昇を図る。

<e-sports体験会について>

ニンテンドースイッチとゲームソフト「ぷよぷよテトリス2」を用いて、「ぷよぷよ対戦」の体験を実施した。

ぷよぷよとはパズルゲームの一種である。2018年に日本e-sports協会公認タイトルとなり、現在e-sportsタイトルの一つとして盛り上がりを見せている。

ブースにはe-sportsに関するポスターを設置したり、操作方法などのポップを制作し、展示した。

<結果>

未就学児から中学生のお客さんが多く、保護者の方にも一緒に体験していただけた。それ以外の年代の方で体験ブースに立ち寄ってくださる方はいなかった。

体験した方はとても楽しそうな様子だった。感想を聞くと、操作の難易度から結果に悔しがる子もいたが、「楽しかった」と言ってくれる子もいた。

準備期間や人手が足りなかった。

アンケートやインタビューを満足に行えなかった。

イベント開催には機器の調達などでかなり出費があった。

<考察>

イベントでは単発で終わってしまう点や特別感がある点が、地域にe-sportsが浸透していると思えない原因になっているのではないかと考えた。

現在のリサーチクエスチョンは大変抽象的で明確な目標がわかりづらく、活動しにくいため、問いを立て直す必要があると考えた。

<企業訪問を受けて>

12月に「株式会社NTT e-sports」様を訪問し、研究に関するインタビューを行ったり、アドバイスをいただいた。

<アドバイス>

人手不足の点について

→同じような目的を持つ人を集めて行うと改善するのではないか。

e-sports体験会について

→継続して行うには「明確なゴール」があるとわかりやすい。例えば、地域でe-sports大会を開催して、それに向けての「練習」とすると、プレイヤー自身のやる気やチーム内での交流や結束も生まれやすくなる。

これらのアドバイスを受けて、自分の研究の方向性について改めて考え直した。イベントを通して得た経験と、企業の方からの意見を踏まえると、現在のリサーチクエスチョンでは少し抽象的で、実際の地域課題とのつながりが見えにくいと感じたためだ。そこで、より身近で具体的な地域課題に焦点を当てる必要があると考え、SDGsコンパスで示されている地域活性化の要素の中から、「地域課題の発見と目標設定」に注目し、調査を進めた。

<自治会・町内会の定義>

総務省によると、地域住民が主体となって地域的な共同活動を行う団体のことを指すとされている。

<身近な課題>

身近な例として大村市の子ども会について調査したところ、子ども会への加入率が県内で最も低いことが分かった。

これらの課題を生み出している原因を探るため、さらに子ども会や町内会を取り巻く地域コミュニティの課題について調べた。

<地域コミュニティの課題について>

大村市の資料によると、地域の人との関わりについて、約六割の住民が距離感のある関係になっており、住民同士のつながりが希薄化している傾向があることも分かった。さらに、同じ資料では地域団体が抱える課題として、メンバーの高齢化、加入者の減少、参加する人の固定化などが大きな問題として指摘されていた。

まとめ

【サイクル1回目】

・イベントは地域にe-sportsを根付かせるのには不向きである。

・リサーチクエスチョンが曖昧で具体的なゴールがわかりづらいため、再設定が必要である。

【サイクル2回目】

地域コミュニティの諸問題について調査を行った。距離感のある関係や地域コミュニティでの活動の継続が困難になってきていることが分かった。これらの課題を解決するために、新しい形のコミュニティをつくることで、地域全体のつながりを活性化できるのではないかと考えた。

<新たなリサーチクエスチョン>e-sportsで町内会・子供会の課題を解決するためには

<新たな仮説>町内会に代わる開けたコミュニティをつくり、地域コミュニティそのものを活性化させることで実現可能である

残論点・今後の課題

今後の見通し 

2026年3月に新たに設定した仮設の検証を予定している。


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