大切な家族とずっと一緒に暮らせる未来をつくるには?

株式会社アクティヴ情報システムは、宮崎県に拠点を置き、「ICTで福祉の未来をつくる」をミッションに掲げるIT企業です。主に介護・福祉施設向けに業務支援システムを提供しており、宮崎県内の特別養護老人ホームでは約半数のシェアを占めるなど、地域福祉のIT化を最前線で支えています。 今回のプロジェクトでは、「大切な家族とずっと一緒に暮らせる未来をつくるには?」というテーマに挑みます。日本は超高齢化社会を迎え、まもなく3人に1人が介護を必要とする時代がやってきます。しかし、介護人材の深刻な不足により、「介護が必要になったら施設に入る」というかつての常識は通用しなくなりつつあります。今後は、施設ではなく「自宅で家族とともに療養・生活する」という流れが主流になっていきます。 このプロジェクトのゴールは、遠い未来の話ではなく、みなさん自身の親や祖父母に思いを馳せ、「自分ならどうサポートするか」「どんなツールやサービスがあれば自宅で一緒に暮らし続けられるか」を考え抜くことです。介護を「負担」ではなく「家族と過ごす大切な時間」に変えるため、ITや新しいアイデアを用いて社会課題の解決策を探究しましょう。

迫り来る「大介護時代」の現実
厚生労働省の統計によると、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、介護職員が全国で約32万人不足すると予測されています。また、特別養護老人ホームの待機者は約23.1万人にのぼり、施設に入りたくても入れない現状があります。これは決して他人事ではなく、みなさんの家族にも直結する切実な問題です。まずは社会が直面している課題の背景を正しく知り、何が問題の根本にあるのかを調査してみましょう。

自宅で暮らし続けるためのテクノロジー
アクティヴ情報システムは、介護現場にITシステムを導入して記録業務などをデジタル化することで、スタッフの負担を減らし、「人にしかできない温かいケア」の時間を創出しています。このようにテクノロジーには限界を突破する力があります。スマート家電、見守りセンサー、AI、身近なSNSなど、既存の技術を応用することで、家族が自宅で無理なく介護やサポートを行えるような新しいアイデアを考えてみましょう。

家族の絆を深める「自分事」のアイデア
「介護=キツイ、辛い、解消すべきもの」というネガティブなイメージを変えることも重要な視点です。すでに世の中には業務負担を軽減するツールはたくさん存在します。みなさんに考えてほしいのは、介護を単なる「作業」とするのではなく、家族とのコミュニケーションを深め、共に笑顔で生活できるような前向きな仕組みです。高校生ならではの柔軟な発想で、未来の家族のあり方をデザインしてください。
レクチャー一覧

レクチャー1:課題の対象理解

レクチャー2:企画の考え方とは?

レクチャー3:課題に対する企業の取り組み事例

レクチャー4:探究の成果をまとめよう
