2026年度 広島文教大学附属高等学校 3学年

2026年度 広島文教大学附属高等学校 3学年

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探究テーマ

 社会参加と共生社会 

テーマ設定の背景

・あまり深く知らない分野がスポーツだと感じたから

・例で「デフスポーツ体験会」が上がってきて、eスポーツなどが近年広まっていると思ったから

・日本社会だけではなく、世界にも視野を広げられると感じたから

・社会参加と共生社会の関連点や相違点はなんなのか。また、それらと他に当てはまるものはあるのか興味が湧いたから

仮説

どの割合の人が社会参加をしているのか、今の日本は共生社会であるのか調べ、視点別による便利不便利(年齢,性別,国籍,障害の有無)をスポーツを通して考える事によって、世界や日本や地域社会に着目できるのてばないかと思う。

もっと社会参加を身近に感じられるようになるのてばないかと考える。

調査方法

フォームズのアンケート。

サッカー部の先生にインタビュー。

障がい者サッカー教室に参加したサッカー部の感想。

日本知的障がい者連盟の葛尾さんのお話。

障がい者サッカー教室への参加。

広島県教育委員会ホームページ(ホットライン教育ひろしま)。

結果・分析

「フォームズのアンケート」

ウェブでフォームズというアンケート作成ページを使用し、障害を持った人についてのアンケートを作成

しました。そして、teamsというチャットアプリでアンケートを配布したところ54名の方が回答してくれました。対象は広島文教大学附属高等学校の生徒と先生です。生徒は女性のみで先生は男女混合です。

対象者年齢は約14歳以上〜80歳以下です。年代や個人によっての能力差あり。

アンケート内容は以下のとおりです。

①障害を持った人と関わったことがありますか?

②あると答えた人はその人とどのような関係ですか?

③その人が困っていることや大変と感じていることはなんですか?

です。

①ではあると回答した人が40人で、ないと回答した人が14人でした。私の予想よりも皆さんは関わりがあるということに驚きました。

②(あると回答した人の質問です。)関係性はいとこ,同じマンションの人,クラスメート,過去のクラスメート,大学時代のバイト先の後輩,母親の職場が同じ人の子供などでした。

③障害を持った人を身近で見た時に、回答者の皆さんは、こう感じていました。

周りとの学習スピードの差があり追いつけないこと,誰にでも話かけている分変な人と思われそう,お出かけする時が大変(家族),円滑に発話ができない,歩行困難,排泄困難,馴染むことが苦手,大きい音が苦手などです。

私の考え方は、障害を持っている人はあまり困難なことはないと思っているところもあるのですが、やはり見ている側からするとたくさん大変なことは出てくるのだと今回の回答で感じられました。

そして私は最後に皆さんに

『点字ブロックに荷物が置いてあり目が見えない人が道を通れない』という場面に直面した時、どのように行動しますか?』と心理的な質問をしました。この質問では,皆さんの思考や経験や対応能力を少しでも私が理解できるように参考にする資料です。

この質問の回答では、荷物を移動させる,声をかけて支援しながら移動させる,見守り危険だったら助ける,点字ブロックの上に荷物を置かない,誰の荷物かは分からないが安全を確保してから置いてあったところに返す,荷物の持ち主に声をかけて荷物をどけてもらう,呼びかける,手を引き、誘導,一言声をかけるなどがあり、その反面では見てみるふりをしてしまう,スルーしちゃうかもという回答もありした。

誰しもが支援するという決断にはならないけれども多くの人は手助けをするという考え方や助ける方法をまず、考えてくれていることに嬉しさを感じました。

声をかけてくれるだけでも心と心では繋がれるのではないかと私は思います。気遣うということは健常者同士でも大切なことだと感じました。

「サッカー部の先生にインタビュー」

質問内容

・サッカーのルール

・各試合について

・障がい者サッカーについて

回答内容

・サッカーのルールは年に変わっている

・各試合内容は運営側との連携

・障がい者サッカーに実際に参加して…

どれだけサポートしていいかが難しい→サポートしすぎてしまうから。

障がい者の人は私たちと同じで普通に生活できるからそんなにサポートがいらない。

「障がい者サッカー教室に参加したサッカー部の感想」

・他の人の頑張っている姿を見ていると頑張ろうと思えた。

・足りないことを五感で補う。

・サッカーを好きという気持ちが通じ合えて嬉しかった。

・選手同士も名前を呼んだりすることだけでなかまを助けているんだなと思いました。

「日本知的障がい者連盟の葛尾さんのお話」

・現在女性のサポートメンバーが減っている。

・人手不足である。

「障がい者サッカー教室への参加」

参加者を見て…

・ちゃんと言葉で伝えたら伝わるし、行動を示したら同じことをしてくれる。

・接し方に困る時もあったが気にしないことが大事だと思った。

・応援をしたらやる気が出て声にしたら行動が返ってくるやりたい!っていう気持ちが大事。

・対象年齢が低かった分幼稚園実習で接している園児とあまり変わらないと感じた。

・想像力が幅広く周りの環境から受ける影響が強いのだと思いました。

サッカー部を見て…

・いろんな人の名前を呼んでいた。

・上級生から下級生へ困っていたら対応の仕方や声の掛け方を教えていた。

・参加者が興味があるものについてふれていた。

・時間把握をしっかりとしていた。

「広島県教育委員会ホームページ(ホットライン教育ひろしま)。」

・特別支援学校または学級の比較

・特別支援学校または学級の、活動内容(特色)

小学校=手厚い教育指導の基、健常者の子と交えた勉強方法の取り入れ。,症状別やレベル別の対応の実施。,教室の離別。

 中学校=将来を見据えた教育内容。,無理にやりたくないことをさせない。,教室の離別。

 高 校=就職に向けた作業仕事を重視。,自分のペースでできる面もある。,学校によっては就職先の確保も可能。

小中高の年齢別での視点も調べてみたが、学校による取り組みがたくさんあり、様々な工夫が教育者を通して行われていることがわかった。

このことを通して、各地域内での小中高の連携はするべきだと考えられた。

まとめ

今回の創造探究では、「社会参加と共生社会」というテーマのもと、障害者スポーツと小学校の障害者クラスについて調べてきた。障害者スポーツの事例として取り上げた広島文教高校サッカー部の取り組みからは、障害の有無に関係なく、一人一人が役割を持ち、仲間として認め合いながら活動している姿が見えてきた。スポーツは、体を動かす楽しさだけでなく、人と人とをつなぐ大切な社会参加の場であると感じた。

また、広島文教高校サッカー部の選手3人に感想を聞いたところ、1人目は「サッカーの試合自体は自分たちと同じだが、会場内に視覚障害のある人を手助けするための工夫が多くあり驚いた。目が見えなくても同じ試合をしていることに関心を持った」と話していた。2人目も同様に、障害があっても同じ競技を本気で行っていることに驚きと尊敬の気持ちを抱いたと答えていた。さらに3人目の選手は、「目が見えなくてもサッカーをしたい気持ちは同じで、試合を通して心と心が通じ合えた気がした」と話しており、私はこの言葉に強く印象を受けた。実際に関わることでしか分からない思いや価値観があるのだと感じた。

さらに、校内で行ったアンケートでは、「障害を持った人と関わったことがあるか」という質問に対し、40人が「ある」、14人が「ない」と回答した。この結果から、私の予想以上に身近なところに障害を持った人がいることが分かった。一方で、「変な人と思われそう」「学習スピードが違うから大変そう」「苦手なことが多い」といったイメージも見られ、正しい理解が十分に広がっていない現状も感じた。

また、点字ブロックの上に荷物が置かれ、目の見えない人が通れない場面を想定した心理テストでは、「荷物をどかす」「声をかける」「支えて通らせる」などの回答が多く、多くの人が助けたい気持ちを持っていることが分かった。今回の探究を通して、共生社会を実現するためには、知ることだけでなく、実際に関わり、相手の立場に立って行動することが大切だと考えるようになった。

これから2月に実施される視覚障がいサッカークラスと、姉の体験談をもとにもっと障がいについて深掘りしていきたいと思う。

残論点・今後の課題

残論点

→今回、調べていく上で右往左往してしまっていたところが見られたので、ちゃんと要点をまとめて本当に調べたいことや、後から気になることが出てきても大丈夫なように時間に余裕を持って取り組みたいと感じた。

今後の課題

→自分が偏見をたくさん持っているのだと今回の探究を通して、再確認することができました。

このことから、これまで極めていた事やこれから本当にやってみたいと思う事を取り組む際には、自分から現地へ赴いたりSNSや人を通して知っていく事を大切にしようと思いました。

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