2026年度 広島文教大学附属高等学校 3学年

探究テーマ
ゼルダはなぜ人気なのか 技術革新とゼルダ
①テーマ設定の背景
私は将来、ゲームを作りたいと思っています。ゲームを作るからには、技術的なゲームシステム面やストーリー性などの面で遊んでもらう人に楽しんでもらうことが大切です。個人的にシステムやストーリーが面白く、有名なゲーム会社は任天堂さんだと思います。任天堂さんは歴史が長く、ゲーム業界で新しい発見を与えてくれた印象です。そんな任天堂さんの代表作は、スーパーマリオやピクミンなどありますが、たぶん私が1番やったゲームであり、40年くらいの歴史のある、「ゼルダの伝説」の人気の秘訣を探求活動として設定しようと思います。
②仮説
仮説として、
➀「探索」「戦闘」「謎解き」のなど要素が合わさったゲームシステムなので、プレイヤーの達成感や楽しさが味わえるから。
➁長い歴史の中で、「探索」「戦闘」「謎解き」の要素を維持しながらも、毎作品少しだけゲームのシステムを変えたりなどして、幅広くいろんな人が楽しめるように工夫して、作品を作り続けているから。
➂見下ろし視点や謎解きゲームの先駆者だから。
➃壮大な世界観や音楽、キャラクター、ストーリーによってプレイヤーへの没入感を高めているから。
以上が挙げられますが、
➃は他のゲームでも言えることだと思ったので、1番有益な仮説は➀、➁、➂だと考えます。
③調査方法
調査方法として、4つ挙げます。
調査方法➀
実際にプレイする
・最初の作品から最新の作品までの作品をできるだけプレイして、ゲームシステムや世界観、探索要素などを比較
・変化した点と共通した点を調査する。
調査方法➁
初代ゼルダの伝説が発売された年(1986年)で同時期に発売された他作品もプレイし、比較する
・本当にゼルダの伝説が見下ろし視点や謎解きの先駆者なのか
・他作品と比べてそれぞれの作品の魅力や、売り上げを調べ、当時からどれくらい人気なのか
調査方法➂
インターネットでどういうところが好きなのか聞く
・「好きな理由」「印象に残っている要素」を調べ、人気の傾向を調査
・他のプレイヤーがどの点で評価してるのか
調査方法➃
開発者へのインタビューを調査
・シリーズの特徴やコンセプトを分析する
・公式からの楽しみ方や考え方を知る
→ゼルダの芯がなにか分かる!
④結果・分析
調査方法➀
実際にプレイする
調査結果➀
ゲームのハード(ゲーム機)がなく、全てのシリーズはできなかったですが、多くの作品をプレイした結果、作品ごとにゲームシステムや世界観に違いはあったりしましたが、ゲームのハードによって攻略法が変わってたりして飽きずに楽しめられました。例えば、Wii の作品だと主人公とプレイヤーの動きを連動できた仕組みなどがあって面白かったです。話が戻りますが、作品ごとに違いがあっても、「探索」「謎解き」「戦闘」という部分は変わらず共通していて、芯があると感じました。指示に従って進行する作品だけでなく、プレイヤー自身が考えながら進む作品もあり、面白さを感じました。新しい場所を発見した時の驚きや、謎を解いた時の達成感は、多くの作品に共通していました。
また、作品によって自由度や表現の方法は異なっていても、自分自身が冒険しているように感じられたので、これも魅力であり、芯であると考えました。
調査方法➁
他作品と比較する。
調査結果➁
他作品と比較した結果、他のゲームは初代ゼルダの伝説のような見下ろし視点はありましたが、「謎解き」という要素がなく、ゼルダは「謎解き」の先駆者ということがわかりました。あとは、多くのゲームはゲームの進行のために攻略順序が決められていましたが、ゼルダはゲームの進行や探索の自由度が高く、プレイヤー自身の選択によって進み方が変化して面白かったです。
ちなみに、売り上げはスーパーマリオの方が上でした。
調査方法➂
インターネットでどういうところが好きなのか聞く
調査結果➂
インターネットでレビュー、評価、プレイヤーの意見などを調査した結果、『自由度が高い』『探索が楽しい』『RPGの魅力、ACTの魅力、PZLの魅力がバランスよく詰まっている』などの意見がありました。つまり、長くにわたり、高い評価を維持していることがわかりました。
調査方法➃
開発者へのインタビューを調査
調査結果➃
最後に開発者インタビューを調査した結果、制作側は『プレイヤーが自由に考え、発見できる体験』をシリーズの重要な要素として重視していることが分かりました。つまり、ゼルダのシリーズはクリアするだけではなく、それまでの過程を楽しめるように作られていることが読み取れました。
以上の結果から、ゲームの知名度や歴史の長さだけでなく、シリーズを通して「冒険体験」の魅力に理由があると考えられます。
実際に作品をプレイして、作品ごとにシステム等が違っていても、「探索する楽しさ」「自分で考えて進む面白さ」「達成感」といったシリーズの芯となる要素は共通していることが確認できました。他作品との比較では、シリーズ特有の自由度などを重視したゲームデザインが明らかになりました。
さらに、インターネット調査と開発者インタビューから、プレイヤーが感じている魅力と、開発者が目指しているゲームには共通点があることがわかりました。特に「自由な発想」「発見する喜び」「自分なりの攻略法」といった要素は、プレイヤーからの評価と開発者の発言にも共通して見られました。
これらが魅力を維持していることが長年人気な理由であることがわかりました。
⑤まとめ
調査では、実際なプレイ経験や、他作品との比較、インターネット調査、開発者インタビューをもとに調査を行ないました。
調査の結果、ゼルダの伝説の人気は、単に知名度や歴史の長さによるものではなく、シリーズ全体を通して受け継がれている『冒険する楽しさ』に理由があることがわかりました。実際に作品をプレイしてそれぞれ多少の違いがあっても、「探索」「謎解き」「戦闘」「発見」「達成感」といった要素は共通していました。他作品との比較では、プレイヤーが自由に考え、自分なりに進められるゲーム性がゼルダシリーズならではの特徴だと思いました。さらに、インターネット調査では、プレイヤーの多くが『自由度が高い』『探索が楽しい』などを魅力として挙げていました。これらの意見は、開発者へのインタビューで語られていた『発見する喜び』『自由に考えて遊べる体験』という制作理念とも一致していました。つまり、プレイヤーが感じた魅力は、開発者が意図して作っていることが分かりました。
以上のことから、ゼルダのシリーズは作品ごとに新しい挑戦などを取り入れながら、プレイヤーを飽きさせることのないように制作していることがわかりました。
⑥残論点・今後の課題
➀幅広いプレイヤーの意見を十分に調査できなかったこと
実際のプレイ経験やインターネット上の情報でしか意見を聞けなかったです。
プレイ経験の違いによって人気の理由に差がある可能性について分析できなかったです。
➁他の人気な要素について検証できなかったこと
ゲーム性や他の人の意見に注目しており、音楽、キャラクター、グラフィック、海外からの評価などを調べることができなかったです。今後は多角的な視点から分析を行いたいです。
➂他ゲームとの比較範囲が限られていたこと
他作品との比較は行いましたが、比較対象となるゲーム数やジャンルに限りがありました。今後はより多くのゲームシリーズと比較し、ゼルダの伝説ならではの特徴や独自性を明確にしたいです。