2026年度 広島文教大学附属高等学校 3学年

探究テーマ
絵ををより上手くする練習を探し、そこから続ける秘訣を探究する
①テーマ設定の背景
理由
・私にとって絵が上手くなるということは自信に直結することなので、より絵を上手くしたいと考えたから
・飽き性な自分でも続けられる方法、秘訣を知りたいから
②仮説
絵を上達させるための仮説
1、全体的に絵を学ぶ
人体のデッサンや色塗りを全体的に練習する
2、苦手な箇所を集中的に学ぶ
苦手な箇所(例えば腕を描くことや色塗り)を特にたくさん練習し、克服する
この2点を比べると後者の方が短期間で絵を上達させられるのではないかと考える。
③調査方法
全体的な調査方法
苦手な箇所(腕や色塗り)を4つの本で集中的に練習し、2週間前と後のイラストをアンケートで比べてもらい上手いと多く思われた方が後のイラストだったら成功。
使用する本の紹介
1、さいとうなおき式お絵描きドリル
この本はイラストを描くうえで重要な工程を学べ、忘れがちな基礎を学び直せます。
また、さいとうなおき先生のイラストが載っていて模写をすることができ、先生のポーズ写真が載っていて刀を握ったポーズや
難しいポーズを参考にイラストを描く練習にもなります。

2、モルフォ人体デッサン
この本はその名の通り人体の筋肉の動きや骨格、手の細部まで学ぶことができます。
普段は見えない筋肉のつき方や骨の動き方、筋肉の名前まで学べ、全ての絵が鉛筆で描かれているので
模写がしやすく、コデックス装本という手で抑えなくても開いたままにできる特殊な製本方法で作られているので
何かで抑える必要がなくておすすめです。

3、真・キャラ塗り上達術完全版
この本はプロの色塗りの工程や加工の方法を知ることができます。プロが使うレイヤー効果や影の付け方まで
複数のプロから様々な光の表現も学べます。この本には特典として完成レイヤーデータやカスタムカラーセットや
私はアイビスなので使えませんがプロのカスタムブラシや練習用の線画が付いてます。

4、ポーズと表情の演出テクニック
この本はたくさんのポーズ例やキャラの個性にあったポーズを知ることができます。ポーズ例もさることながら
キャラ性に合った表情の例まで学ぶことができ個性のあるキャラクターを作りたい時に便利です。

④結果・分析
結果
アンケートをとった結果1ヶ月前と1ヶ月後では1ヶ月後の方がよいという投票が多く調査は成功という結果になった。

調査から学んだこと
この調査中に学んだ絵を描くうえで大切だと思ったことを紹介しようと思います。
1、煽り、俯瞰を使う
煽りとは人を下から見た視点のことで、その逆俯瞰は上から見た視点のことです。
正面からのイラストは証明写真のような単調なイラストになりがちなので、煽り、俯瞰の構図を使う事で手軽にクオリティを出すことができます。

2、影を薄くしないこと
立体感がない絵などは影が足りてないことが多いです。絵柄によってはそれもいいですが立体感が足りてないと思ったら影を足し、
もっと立体感を出したい場合は影が薄い場所と濃い場所を分けるといいです。

3、光の表現方法は幅広く
イラストはどこに光源があるかで絵の雰囲気でキャラの性格も表現できます。
主に右上、左上、上からの光が使われていますが、キャラの後ろからくる逆光は儚さやかっこよさを表現でき、キャラの下からくる光は怖さやミステリアス感、神秘的な雰囲気を表現できます。光はいつも固定せずキャラによって変えてみてください。

続けるためにわかったこと
続けるためにはまず物事をすぐ始められる環境とモチベーションなどの心の問題が関わっていることが分かった。
また、適当に続けるよりまずは目標を定めることが大事だと知った。
⑤まとめ
元々飽きて続かない癖を治したかったのがキッカケで始めたこの探究だったが1ヶ月絵を描くということに真剣に向き合ってみて分かったことは、続けるにはまずスタートラインに立ち少しずつでもやり続けることが必要だということでした。
そして、自分が探究で絵を描いている間も一緒に絵を描いてくれた友達のおかげで仲間と一緒に絵を描けばそれ自体続ける理由になることに気づきました。
⑥残論点・今後の課題
残論点
まだはっきりとした物事を続ける方法は見つかっていないし、人の気持ち次第ですぐ終わってしまうことがまだ探究すべき点である。
もっと効率がよく複数の人が上手くなる方法がまだわからない、これが出来たら上手くなる決定的な方法を探究すべきである。
今後の課題
残論点で挙げたように続けるための方法を探究するためにアンケートを多くとり実際に人の声を多く取り入れていきたい。
また、絵を練習する頻度を増やし、絵を描く時間を増やす必要もある。プロのイラストレーターの意見ももっと多く取り入れていきたい。