2026年度 広島文教大学附属高等学校 3学年

探究テーマ
日本人はなぜネガティブ思考が多いのか?
①テーマ設定の背景
・私がよくネガティブ思考になってしまい、周りの人もポジティブな人が少ないから気になって調べた。
・他国と比べてなぜ考え方や自己肯定感などが違うのか。
②仮説
①遺伝子レベルで自己肯定感が低い日本人。
②欧米人は自分の達成に対して、脳内でドーパミンが放出されて幸福感を得る傾向が強い。
これらから、日本と他国では脳の働き方が違うという仮説がたてられた。
③調査方法
インターネット(遺伝子や脳内化学物質に関する公式ページ等)
⬇️
・https://diamond.jp/articles/-/296174
④結果・分析

<結果>
①日本人は、3秒に2回は身を守るためにネガティブな単語が頭によぎる。
②日本人は、自己肯定感が低く調和や謙虚さを重んじる文化があり、集団の和を優先するような歴史や他者評価を気にする心理、「減点方式」の教育などが 影響していること。自信よりも謙虚さを美徳とする傾向が強いためであることがわかった。学校や職場で「みんなと同じ」であることが強く求められる環 境では、・人と違う意見を出す・自分の得意を前に出すことにブレーキがかかりやすくなる。その結果、「自分なりの良さ」より「周りに合わせられる か」を重視しがちで、自分への満足感よりも「迷惑をかけないか」を気にしやすくなります。
ー他国は、日本の文化とは真逆にあり、主に「個人の尊重を最優先する文化」と「幼少期からの肯定的な教育」にあると、調査から分かり、欧米諸国では、 自分に満足していると答える割合が80%を超える国も多く、日本は40%台。他国は、失敗を叱るよりも、小さな成功や挑戦で褒める「加点方式」が一般 的である。また、考え方では、褒められた際、謙遜せずに「ありがとう」と素直に受け取ることがマナーとされており、これがポジティブな自己イメージ の定着を助けます。
幸福度が高い国には、社会的信頼度、ワークライフバランスの短さ、低い人口密度、自然との近さ、お金より共同体、医療や教育費が基本的に無料という 条件があるのに対して、日本人はそれらに当てはまっていなかった。
<分析>
①最近の研究や議論では、「日本人の自己肯定感が本当に低いのか、それとも"言い方"や文化が違うだけなのか」という見直しもされています。
・自分を大きく見せるのが普通な文化・謙虚に表現するのが普通な文化
同じ心の状態でも違う回答が変わる可能性があるので、「日本だけがダメ」というよりも、「大事にしている価値観の違い」が数値に出ている面も大きい となっているということが分かった。
②ドーパミンとは、私たちの集中力ややる気をアップさせてくれる物質として知らされており、自己肯定感を高く短い満足と長い幸せのバランスをうまくと ることで放出されるものであることが分かった。
幸福度が高い国には、国の経済的な面だけでなく、自分の人生や他人との接し方を通して自分が満たされているかを重視して判断されているため、幸福度 が全ての国の中でもダントツで高いという結果になった。それに対して日本人は、社会的状況、健康、関係性の主に3つを含めての幸福度であるため、他 の国より幸福度が低く、自分を守るためのネガティブ思考にもなり、日本人の特徴である謙虚にもつながることができる。

⑤まとめ
今回の調査では、日本人にネガティブ思考が多い理由について、文化・教育・心理面から考案しました。日本では、周囲とほ協調や謙虚さを重視する文化が強く、「みんなと同じ」であることが求められる場面が多い。そのため、自分の意見や得意なことを積極的に出しにくく、自己肯定感が低くなりやすい傾向があることが分かった。
また、日本人は失敗を避けようとする「減点方式」の考え方が強い一方、欧米では小さな成功や挑戦を認める「加点方式」の教育が多く、これが自己肯定感やポジティブ思考の違いにつながっていると考えられる。
日本人はなぜネガティブ思考が多いのか?というテーマに対して、日本人は頭の中で身を守るために遺伝子レベルで自己肯定感が低く、欧米人は自分が満たされているかを重視して、脳内でドーパミンが放出されて幸福感を得る傾向が高い。という結果になった。日本人は他の国と比べて、幸福の基準が違うため、他の国の幸福度が高く、日本が低いということが分かった。
自己肯定感が高くなるための行動としては、・自分自身の感情や状態を時系列で書き出す。・成功体験を思い出す。・仕事以外の趣味、やりたいことを見つける。・肯定的な雰囲気のあるグループ所属する。・カウンセラーなどから心理的サポートを受ける。・音楽など気持ちを切り替えられる手法を見つける。以下の6つの手法で高められる可能性が高いです。
⑥残論点・今後の課題
<残論点>
→一回目に発表した際、箇条書きにしたり、立てた仮説とは違う内容の結果やテーマが違ったりと矛盾していたのが
すごく反省点であり、アンケートを用いた調査をすればよかったと思いました。
これまでの創造探究を通して、
一から自分が調べたいものを公式ページや資料を使ってそのテーマに沿って調べて世界と日本ではどのように違うのか、
また、それぞれのすぐにできる解決策を用い出すことができました。
<今後の課題>
→今後の課題はテーマ設定の背景と仮説をしっかり合わせて、インターネットやアンケートを使い、
結果を詳しく出すこと。をできるようにします。